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動悸

Palpitation

心臓の拍動(ドキドキという動き)が、何もしなくてもわかる状態が動悸です。心臓の動きが早くなっているように感じるだけでなく、リズムが乱れたり、ゆっくりとした拍動を感じることもあります。主に、不整脈を中心とした心臓で起こっている病気が原因であるものと、心臓以外に原因があるものにわかれます。

チェックポイント

(1) 次のような症状の有無を確認する
  • ・脈が不安定
  • ・息苦しさ
  • ・めまい・ふらつき
  • ・意識が遠のく感じ(失神)
  • ・震え
  • ・発汗
  • ・不安感
  • ・体重の減少
(2) 次のような環境を確認する
  • ・症状が急に現れた
  • ・飲んでいる薬剤
  • ・安静時か動いているときか

症状別解説 代表的な病気での典型的な症状経過を示します。

1.心臓に原因があると考えられるもの

運動など体に負担がかかる活動をした際に、息切れを伴って現れる場合には心不全の可能性があります。また、間隔が不規則となるなど、脈が乱れた状態が一定時間続く場合には、発作性心房細動などの不整脈発作が疑われます。意識が遠のくような感覚は重症の頻脈性不整脈や洞不全症候群のような徐脈性不整脈の合併を疑います。

疑われる病気
2.心臓以外に原因があると考えられるもの

消化管出血など、貧血が進行した場合は活動時に息切れやめまいを伴うことがあります。安静にしていても頻脈(心拍数が増加した状態)が続き、手の震えや体重の減少が見られる場合には、甲状線機能亢進症の可能性があります。また、同じく安静時に呼吸が苦しく感じたり、不安感が増したりすることがあり、過去にも同じ症状の経験がある場合には、精神的なストレスが原因のパニック障害が考えられます。

疑われる病気

中村隆志

解説:中村 隆志 
済生会滋賀県病院 院長代行 
医学博士、日本内科学会総合内科専門医・指導医

滋賀県病院 総合内科

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