神奈川県済生会は、東京出入国在留管理局横浜支局と被収容者の診療に係る協定を3月12日に締結しました。
この協定締結には、2021年に名古屋入管で発生した被収容者の死亡事故が背景にあります。この事故を契機に、東京入管横浜支局は外部医療機関との連携強化を模索していましたが、連携先を見つけることができずに大変苦慮していました。
そこで、昨年9月から神奈川県病院を中心に被収容者への医療対応を開始。数多くの被収容者の受診を受け入れたことから、今回の協定締結に至りました。神奈川県済生会は人権を尊重し、入管被収容者への医療サービスの提供を今後も継続したいと考えています。