10月26日、生後100日を迎えた子ども2人のお食い初(ぞ)めを行ないました。これは「一生涯、食べることに困らないように」という願いを込めた行事で、〈埼玉〉川口乳児院でも大切に行なっています。ご家族の面会がある場合は、できる限り一緒に行なえるよう面会日を調整しています。
午前中は男の子が両親と一緒にお食い初めを行ない、初めて見る海老(えび)に驚いて泣き出す場面も。午後には、親御さんの面会がなかった女の子が担当の保育士と一緒に実施しました。
施設の調理員が毎回作る本格的なお祝い膳はとても豪華で、初めて見る職員に驚かれることもあります。
お食い初めの様子は乳児院での大切な記録としてアルバムに収め、退所の際に渡しています。このような行事を通じて、子どもたちの大切な成長の節目を共に祝い、支えています。
済生会topics WEB
全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。
株式会社良品計画と済生会が締結した地域包括連携協定に基づき、9月30日、福岡総合病院と距離が近い「無印良品天神ショッパーズ福岡店」で市民向けイベントを開催しました。
コラボ初開催となる今回のテーマは「認知症予防について」。当院の認知症看護認定看護師・保利京子さんが「誰でもできる認知症ケア」と題し、睡眠と脳の関係や、認知症予防と睡眠習慣などを分かりやすく講演しました。
続いて、無印良品のスタッフが快眠グッズを紹介。温浴効果を高め血行を促進する入浴剤や、精油をブレンドした石鹸について、実際に香りを試しながら効果や効能など快眠のアドバイスを行ないました。終了後には参加者へお土産として渡され、「実際に試すことができてよかった」との感想がありました。
9月12日、春日丘荘デイサービスセンター(大阪府社会福祉事業団)の管理者兼生活相談員と利用者さん代表が、〈大阪〉茨木病院に千羽鶴を届けてくださいました。70~100歳の利用者さんが15センチ四方の折り紙で「一人でも多くの患者さんに元気になってほしい」と願いを込めて折った折り鶴です。寄贈いただいた折り鶴は小児科をはじめ、各科外来・病棟・病院玄関に飾っています。
春日丘荘デイサービスセンターには折り鶴クラブがあり、折り紙を通じて心身の活性化や社会とのつながりを深め、社会貢献も図っています。同クラブで作成された4000羽の折り鶴は、広島や長崎、児童養護施設、大阪・関西万博への寄贈などに活用されています。万博会場に送ったものは、さまざまな施設の高齢者・認知症の方々が折った折り鶴と一緒に万博会場内の休憩所(折り鶴休憩所)に展示されました。
〈新潟〉三条病院と新潟県央基幹病院は、医療・看護技術向上を目的として合同で研修を行なっています。10月7日には救急看護・集中ケア研修を当院で開催しました。
当日は県央基幹病院の救急部門看護師を講師に迎え、看護師10人が参加。講義では急変の予兆やアセスメントについて学び、事例をもとに患者情報を整理して医師へ報告する演習を行ないました。
実技では、窒息時の対応や気管内挿管の介助を模型を用いて体験。高齢患者が多い当院では、身につけなければならない重要なスキルの一つです。
参加者からは「救急アセスメントに自信が持てた」「学んだことを現場で生かしたい」といった声が寄せられ、有意義な研修となりました。
〈茨城〉水戸済生会総合病院職員の子どもたちが通うなでしこ保育園では、10月31日にハロウィーンパーティーを開催し、20人の園児が参加しました。
0歳児クラスは保育士と一緒に作った「はらぺこあおむし」のちょうちょに、1歳児クラスは親子で作った「モンスターズインク」のマイクに、2歳児クラスは自分でトッピングをしてアイスクリームに変身! それぞれ素敵(すてき)な衣装を着て、皆楽しそうにハロウィーンのお話に聞き入っていました。
その後、子どもたちは「トリック・オア・トリート」の合言葉で、魔女姿の保育士からお菓子をもらい、一緒においしいお菓子をたくさん食べました。皆とてもかわいくて、保育士にとっても笑顔がいっぱいあふれる楽しい時間になりました。
10月19日に茨城県医師会主催の茨城医学会総会が開催され、生澤義輔院長がシンポジウム「茨城県における最近の医療情勢について~皆保険制度を維持するために~」に参加しました。
生澤院長は発表で、高度急性期を担う公的病院として〈茨城〉水戸済生会病院が救命救急体制の強化や多職種によるチーム医療の充実に取り組んでいることを紹介。その結果、施設基準の加算取得等により収益増になった一方、費用も増加し経営が厳しいこと、皆保険を守るために診療報酬や人財政策の改革が求められることを説明しました。
また、大学病院や地域医師会、保険者の立場からの発表、全体討論での医師の高齢化など直近の課題に対する意見交換、日本医師会・松本吉郎会長による総括意見などもあり、来場者は真剣に聞き入っていました。
10月17日、理学療法士の泉健太郎さんが三重県立明野高等学校で「介護予防に関する運動指導」の出前授業を行ないました。
当日は福祉科介護福祉コースの2年生20人に向け、専門職の視点で介護予防運動の目的、リスク管理、運動方法(ウオーミングアップ、ストレッチ、筋力強化、バランス強化など)について実演を交え講義しました。
高校生からは「体操は目的や注意点などをしっかり理解した上で行なうことが大事。そのことを意識して高齢者の方たちと一緒に体操をしていきたい」との声が上がりました。
高校生の皆さんは今回学んだことを生かし、今後さまざまな機会を通じて地域の高齢者の健康づくりをサポートしていく計画です。
これからも地域の未来を担う高校生たちの成長を応援していきます。
8月24日に開催された「第10回みえ介護技術コンテスト」に、明和病院なでしこの介護福祉士・水谷拓さんと当院の介護福祉士・穂積智薫さんが出場しました。県内で活躍する介護職員が「介護の仕事」のやりがいを伝え、介護技術を競うことで介護の魅力を発信し、質を向上させることを目的とするイベントで、当日は24人の参加者が「在宅にむけてのアセスメント」をテーマに、介護現場で日頃培った知識と技術を披露しました。
2人とも入賞とはなりませんでしたが、決勝フィールドに残った水谷さんは「悔しい結果となったが、自身と他者の介助の違いを知る良い機会になり、たくさんの学びや気づきが得られた。今後の業務に生かし、より良い介護を学んでいけるよう努力したい」と熱い思いを語ってくれました。
10月19日、東沢コミュニティセンターで東沢まつり・文化祭が行なわれ、約1500人が来場しました。〈山形〉特養愛日荘は利用者・職員の作品展示と、済生会愛らんど地域包括支援センターによる健康相談コーナーで参加しました。
余暇活動や俳句クラブで作った作品、毎年リメイクしているかかしなど約40点を展示しました。作品を配置してみるとなかなか賑(にぎ)やかな出来栄えです。
健康相談コーナーでは、血管年齢・血圧測定、健康相談を実施し、約130人が訪れました。血圧について気にしていた方が多く、地域住民の方々の健康増進に努めました。
また、当日は子ども神輿(みこし)が駐車場を練り歩き、見に来た利用者さんは「わっしょい! わっしょい!」と掛け声を出して楽しんでいました。子どもたちの元気な様子に利用者さんの笑顔がこぼれる一面が見られました。
【神奈川県】横浜金沢若草園(多機能型事業所)
障害者福祉
取り組み紹介
障害者の自立を支えるグループホーム運営
横浜金沢若草園では障害のある方の自立支援として、介護サービス包括型のグループホーム「ゆず」を2012年4月より、同「キンモクセイ」を2014年12月より運営しています。
現在は2棟ともに男性6人が入居。日中は当園などの就労支援施設を利用、夜間はグループホームで食事・入浴・就寝など、家庭に近い環境の中で過ごしています。
グループホームでは洗濯や部屋の掃除などを、できる限り自身で行なってもらっています。なお、食事準備、服薬管理、朝の送り出し、夜間の見守りなど、日々の暮らしに必要なサポートは支援スタッフが丁寧に行なっています。
保護者の高齢化が進む中、障害のある方が安心して暮らせる「第二の家」が求められています。利用者一人ひとりの生活に寄り添いながら、自立と安心を支える環境づくりに、これからも力を注いでいきます。
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