10月下旬のある午後、〈埼玉〉川口総合病院から歩いて川口乳児院へ向かう小児科の有井直人医師の姿がありました。
4年前に当院に赴任し、前任の医師から乳児院の診察担当を引き継いで約2年。県内にある乳児院で、病院に併設されているのは川口乳児院だけです。当院小児科医が週に一度、子どもたちの診察を行ない、健康を見守っています。
「病院の外来で診る子どもたちと同じように接しています。どんな背景があっても、皆“子ども”であることに変わりはありません。特別扱いせず、いつもの調子で話しかけています」――そう語る有井医師の表情はとても穏やかです。
今日も子どもたちに優しく語りかけ、聴診器をそっと当てます。変わらない優しいまなざしが、小さな子どもたちの安心を支えています。
済生会topics WEB
全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。
11月12日から横浜で開催された第71回日本不整脈心電学会学術大会で、〈茨城〉神栖済生会病院内科部長の服部正幸医師がYoung Investigator Award Grand Prize(若手研究者賞最優秀賞)を受賞しました。
受賞演題は「心室頻拍の不整脈基質: 心室期外刺激法を用いた固定伝導ブロックおよび機能的伝導ブロックの解析」。不整脈発生時の電気刺激伝達の経路を推測し、カテーテルアブレーション時の焼灼部位をより正確に同定するという多施設共同研究の演題発表に対して贈られたものです。
金沢義一院長は、今回の受賞について「当院では循環器ホットラインを設置して急患の迅速な受け入れに取り組んでいます。服部先生には地域の需要に応え、ますますご活躍いただきたいと思います」と語りました。
【静岡県】特別養護老人ホーム 小鹿なでしこ苑
高齢者福祉
イベント実施報告
秋だ! 祭りだ! 火入れの会だ!!!
11月16日に「秋だ! 祭りだ! 火入れの会だ!!!」を開催しました。今回は秋祭りとのコラボ企画で、〈静岡〉特養小鹿なでしこ苑の入居者・職員、インクルーシブ防災活動を行なっている西豊田学区地域支え合い体制づくり実行委員会、地域の皆さんと夏に製作した防災かまどベンチに初めて火を入れる「火入れの会」も同時開催。総勢100人以上が参加し、予想をはるかに超えた大規模なイベントとなりました。
笑顔あふれる秋祭り
秋祭りは地域ボランティア7人の協力もあり、特に出店ブース、臼と杵での餅つき、防災かまどで焼いた焼き芋が大好評! 普段あまり食べない入居者さんが「フランクフルトもう1本ちょうだい!」「お餅はまだかね」「焼き芋が食べたいから、焼けるまで待ってるよ!」と声を上げるなど、職員が心配になるほどでした。
ゲームコーナーでは「魚釣り」「お手玉ぽーい」の2種類を用意し、列ができるほどの大盛況ぶりでした。
秋祭りと防災かまどベンチ「火入れの会」の初コラボで、始まる前はいろいろな心配もありましたが、笑顔があふれ、思い出に残る会となりました。
大好評!火入れの会で焼き芋と蒸しパン
防災かまどベンチ「火入れの会」には西豊田学区地域支え合い体制づくり実行委員会からも8人が参加。防災かまどベンチに初めて火が上がった瞬間、製作中のことが思い浮かび、感慨深いものがありました。
火入れの会用に、苑内に畑を設け、サツマイモを育てて収穫。焼き芋とサツマイモの蒸しパン(パッククッキング)をこのかまどで初めて作りました。大変おいしく仕上がり、皆にとって忘れられない味になりました。
防災かまどベンチは平時にはベンチとして、有事の際にはかまどとして使用するものですが、有事の際はもちろん平時でも、今回のイベントのように施設と地域をつなぎ、一緒に楽しめるアイテムとして使っていくことができればと思います。
【大阪府】泉南特別養護老人ホーム なでしこりんくう
高齢者福祉
イベント実施報告
高齢者施設とつながる 済生会祭りに300人
11月9日、「なでしこりんくう・ライフポート泉南 済生会祭り」を初開催しました。あいにくの雨模様となりましたが、職員や地域の協力団体の皆さんをはじめ、約300人が参加しました。
会場ではキッチンカーやワークショップの出店、和太鼓や歌、南京玉すだれの披露、リハビリや医療に関する体験会、消防車や警察車両の展示など多彩な催しが行なわれ、終始にぎやかな雰囲気に包まれていました。
今回の催しを通じて地域の方々との交流の輪が広がり、職員にとっても地域とのつながりを実感する貴重な機会となりました。今後も地域に開かれた高齢者施設として、誰もが安心して暮らせる共生社会の実現を目指していきます。
【滋賀県】特別養護老人ホーム 淡海荘
高齢者福祉
取り組み紹介
ミャンマーから新職員
10月14日、特定技能外国人としてミャンマーから来日したザー・ニ―・アゥンさんとウィン・パ・パ・トゥエーさんが新たに入職しました。
2人とも笑顔が素晴らしく、すぐに利用者さんの人気者に。「日本の冬は寒い」という会話をきっかけに、利用者さんから手編みのマフラーが贈られ、2人とも「あたたかい」ととても喜んでいました。
2人の目標は5年以内に日本で介護福祉士になること。ミャンマーでの初任者研修レベルの実習経験を生かしながら、少しずつ仕事を覚えてもらっています。日ごとに日本語の読み書きも上達しており、1週間で利用者さんの名前を漢字で読めるようになりました。
この調子で勉強を続け、試験に合格できるよう職員全員でサポートしていきます。いつまでも私たちの仲間として働いてくれることを願っています。
【長野県】佐久市特別養護老人ホーム シルバーランドみつい
高齢者福祉
イベント実施報告
年中行事
新そばの季節です
11月13日に手打ちそばの実演会を開催し、約20人の利用者さんが見学しました。長野県は有名なそば処で、新そばの時期である11月に行なうこのイベントは毎年恒例となっています。 給食会社のそば打ちスタッフによる見事な技に「おぉー、さすがだねえ」「手早だねぇ」「薄くしても穴が開かないねえ」と、皆さん真剣な表情で見入っていました。中には「自分でも打ったもんだよ」と懐かしげに話す方もいました。
実演後半では、利用者さんもそば切りに挑戦。「こりゃ難しいよ」「あら、うどんみたいになっちゃった」と笑いを交えつつ、自分で切ったそばを手に満足そうな笑顔が印象的でした。
昼食は天ぷらそばを楽しみ、季節の行事と季節の味を堪能しました。
10月16日、ハローワーク松阪が主催する障がい者就職面接会に参加しました。令和6年度は同面接会を通じて1人の雇用につながっています。
令和8年7月に障がい者の法定雇用率が2.7%に引き上げられますが、〈三重〉松阪総合病院は現状で法定雇用率を下回っており、今後もこのような機会を活用し積極的に改善していく必要があります。
当日は総務課から職員2人が参加し、求職者5人と面接。「音に敏感なため業務中はヘッドホンをしたい」「昼食を一人で食べられる場所を確保してほしい」などの要望があり、求職者と直接話す中で、多様な働き方や職場環境への配慮の重要性を再認識しました。
障がいの有無にかかわらず、“誰もが働きやすい職場づくり”を進めていく大切さを改めて感じる機会となりました。
11月15日、京都済生会病院のCKD(慢性腎臓病)チームと栄養科による記念すべき第1回減塩料理教室を長岡京駅前施設内の調理室で開催しました。関係部署の協力のもと、14人(男性8人含む)の参加者を迎えました。
献立には豚の生姜焼き・もやし和え・マカロニサラダとなじみのある料理を選定し、生姜焼きにマヨネーズを使う、和え物にからしでアクセントをつける、マカロニサラダに甘酢を使うなど、日々の食事に生かせる具体的な減塩テクニックを紹介。きゅうりの水抜きに塩ではなく砂糖を使う方法なども伝えました。
参加者の手際が良く、調理はスムーズに進行。試食時には減塩のポイントの説明や質疑応答で盛り上がり、アンケートでも運営・味ともに好評でした。
〈埼玉〉川口総合病院の臨床検査科ではJICAが行なう研修制度に協力し、11月25日から4日間、バヌアツ共和国の研修員ヴハ・キャシーさんを受け入れました。海外研修員の受け入れは今回で4回目です。
研修テーマは「臨床検査技術-新興・再興感染症にも対応できる臨床微生物学」。キャシーさんは「バヌアツでは感染症対策が重要で、重症化を防ぐためにも早期診断が課題。日本の高度な検査機器を使って実習することができ感動した。学んだ内容を自施設の検査体制向上に生かしたい」と意欲を語りました。
臨床検査科の山口純也科長は「実務を通して学べる研修を大切にしており、海外の医療事情に触れることは我々にとっても刺激になる」と述べ、担当技師の吉田雅基さんも「キャシーさんは経験もあり、技術も高くこちらも学びが多かった」と振り返りました。
9~10月の4日間、キャリア支援室主催の職種横断研修(キャリアコンサルティング研修)が開催され、合計70人が参加しました。この研修は、主体的なキャリア形成に取り組むことで、能力開発やモチベーション向上につなげることを目的としています。
厚生労働省のキャリア形成・リスキリング推進事業を活用したプログラムで、キャリア形成を考える必要性や、自分を知ること、キャリアの積み上げ方などについて、キャリアコンサルタントが講義しました。
参加者からは「これまでのキャリアを振り返り、ジョブカードを記入することで、自分の考えを整理する良い機会になった」といった感想が寄せられました。
今回は主任と係長が対象でしたが、今後もさまざまな対象に向けて開催する予定です。
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