社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

済生会topics WEB

全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。

長野保育園

【長野県】長野保育園
児童福祉 イベント実施報告
てつだいたい!

 年長児が2人1組となり、3歳未満児クラスで一日一緒に過ごすイベントが1月20日から始まりました。
 「今日の手伝いたいは誰?」と朝から子どもたちが確認し合い、エプロンを身に着けて小さいクラスへと向かいます。そして一緒に遊び、身の回りのお手伝いをします。年長児は戸惑いながらも優しい気持ちで関わり、「トントンしたら寝てくれた」「つないだ手が小さかった」など思いやりのあるつぶやきが聞かれました。
 小さい子は年上のお兄さん・お姉さんを見て、真似をしながらおもちゃの使い方や遊び方、着替えや手洗いなどの生活習慣まで自然と学ぶことができます。
 このような異年齢の関わりを大切にしながら、社会性の発達や好奇心へとつなげていきたいと思います。

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高岡病院

【富山県】高岡病院
病院・診療所 イベント実施報告
済生会の理念を広く知っていただくために

 公益社団法人コスモス成年後見サポートセンターの依頼を受け、2月25日に高岡病院の医療ソーシャルワーカー(MSW)が富山県民会館で講演を行ないました。当初は社会保障制度全般について講演する予定でしたが、生活保護、無料低額診療事業、そして身寄りなし問題に焦点を当て、済生会の使命やソーシャルインクルージョン活動について解説しました。
 参加した行政書士の方々からは「近くに済生会があればいいのに」「病院診療以外の『なでしこプラン』での活躍を知ることができた」といった感想があり、済生会の理念を深く理解していただけたことがとてもうれしく感じられたとのことです。

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 3月12日、当施設の隣にある塩谷小学校で高齢者疑似体験授業を開催しました。4回目の開催となる今回は4年生3人、5年生11人が対象。リハビリテーション課の塩野谷千恵子課長を中心に、6人のスタッフが講師を務めました。
 約1時間の授業では皆さんに高齢者疑似体験セットを装着してもらい、「右半身が麻痺の状態」という設定で、平地での歩行や階段の昇降、視野・色覚や聴力の感覚、そして麻痺側の手で食べる、食べさせてもらう、飲み込むなどの体験をしてもらいました。
 体験した生徒からは「耳に水が入った状態で声が聞こえる」「腰が曲がってしまう」などの声が聞かれました。
 今回は新聞社・テレビ局の取材も入り、テレビ局の23歳の記者も「腕が曲がらないので食べるのが大変」と驚きを隠せない様子でした。

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 2月13日、2階入所棟で料理レクリエーションを行ない、12人の利用者さんが参加しました。
 皆エプロンを付け、やる気満々。「ピーラーより包丁の方が扱いやすいわ」と上手に包丁で野菜の皮をむき、一口大に切っていきます。
 30人前の材料を切り終えた後、「量が多いから重たいな~」「焦がしたら野菜切った人に怒られるわ」と話しながら頑張って炒めてくれました。
 「これはカレー?」「違うでー。材料は一緒やけど、今日はシチュー作るんやで」――そんな会話を楽しみながらグツグツ煮込んでいきます。
 具材に火が通ったか竹串で確認すると、パクリとつまみ食い! 周りのスタッフからは一斉に「あ―!!」と叫び声が上がりましたが、ご本人はニコニコ満足げ。そんなハプニングもありつつ、美味しいクリームシチューができました。

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川内病院

【鹿児島県】川内病院
病院・診療所 取り組み紹介 イベント実施報告
原子力災害に備え屋内退避施設稼働訓練

 2月15日に鹿児島県原子力防災訓練に連動した「屋内退避施設稼働訓練」を行ないました。これは、万が一の原子力災害時に迅速に退避施設を運用するための訓練で、施設の概要や最低限の稼働方法を職員が理解し、習得することが目標です。
 当日は事務、看護部、コメディカル部門などから16人が参加。訓練では県の全面緊急事態発令と合わせて施設の稼働を実施しました。参加者は設備の整備経緯や機能について説明を受け、その後、実際に屋内退避施設を稼働しました。
 参加者からは「部署の垣根を越えて全力で訓練に取り組むことができた」と肯定的な声が上がりました。今後もこうした訓練の定期的な実施を継続し、有事の際に職員一人ひとりが迅速に対応できるような体制を整えることを目指します。

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 2月3日、節分の豆まきを利用者さん11人と行ないました。
 皆さんの前に職員手製の鬼の人形と鬼のくす玉が登場。最初は「鬼は外!福は~うち~」と楽しく豆をまいていた利用者さんですが、次第にくす玉を割ろうと立ち上がり、一生懸命豆をぶつけ始めました。
 皆真剣な表情で、「当たっても割れんがー!」と大興奮。職員が「鼻狙ってください!」とアドバイスを送ると、狙いを定めますが「鼻に当らんがー!」と悔しそうです。
 落ちた豆をまた必死で拾い、何度も鼻を狙います。ようやく割れると、鬼の顔から「福の神」が登場しました。
 利用者さんの動きの良さには職員も脱帽。日頃、リハビリに取り組んでいる成果が出た瞬間でした。

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 1月18日、夜間を想定したふじの里基幹福祉避難所およびなでしこ神戸福祉避難所の開設訓練を実施しました。職員26人が参加し、神戸市職員3人が見学に訪れました。
 「基幹福祉避難所」とは神戸市独自の福祉避難所で、発災時に指定された市内の特養が自主的に開設し、いち早く要援護者を受け入れる体制を整えます。
 今年は地震発生からの初動対応として、利用者さんと職員の安否確認を行ない、参集した職員で福祉避難所を開設するという流れを確認。夕方からの訓練で、室内の照明を落としポータブルLED照明を使用しましたが、暗い中での作業は不安感も強く、照明の重要性を改めて実感しました。
 2施設同時訓練を初めて実施し、施設間の情報共有や避難所物資の輸送など施設間の連携強化を図る取り組みとなりました。

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 2月5日に節分の会を行ないました。
 巳年生まれの年男・年女の入所者さんから挨拶をしてもらい、節分の由来や風習を学んだ後は、いよいよ鬼の登場です。
 過去にやってきた鬼がとても怖くて「もう怖い鬼が来ませんように」という入所者さんの願いが届いたのか、今年は優しい鬼がやってきて、一緒に豆まきを楽しみました。
 豆まきでは、保育活動や療養活動で製作した鬼の顔に、新聞紙で作った豆を投げつけました。また、投げるのが苦手な方にも楽しんでもらえる工夫として、カップに豆を装着して引っ張ると命中するような装置を作りました。
 参加した32人の入所者さんは「鬼は外、福は内」と掛け声をかけながらとても上手に豆をまき、皆さんの笑顔に満足した鬼は、手を振って鬼ヶ島に帰っていきました。

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下関総合病院

【山口県】下関総合病院
病院・診療所 取り組み紹介 イベント実施報告
診療放射線技師のための静脈路確保研修

 当院では、核医学検査(RI・PET)における放射性医薬品投与・静脈穿刺は放射線科医師が、CT・MRI検査等の造影剤投与のための静脈路確保は看護師が行なっています。タスク・シフト/シェアを推進するため、12月3日、診療放射線技師を対象に静脈路確保の研修会を開催しました。
 当日は17人が参加。看護部臨床実践能力向上委員が講師となり、根拠やポイントを説明した後に血管モデルを使用して実習を行ないました。実習では講師の豊富な経験も踏まえた説明もあり、臨床に即した内容となりました。
 研修後はすぐに診療放射線技師が放射性医薬品投与を静脈路確保から単独で行なえることを目標に取り組んでおり、徐々にその範囲を広げていく予定です。

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 12月19日、近隣の県立松山西中等教育学校・家庭科クラブの中学生4人が1年ぶりに訪問してくれました。
 今回は、利用者さん10人と一緒に魚釣りゲームをして交流を図りました。生徒たちは利用者さんの隣で取った獲物を外したり、釣り糸の絡まりを直したりしてくれ、協力してゲームに取り組めました。「何を取りますか」「たくさん取れましたね」など会話にも花が咲いていました。
 最後に手作りカレンダーのプレゼントをいただき、利用者の皆さんは生徒たちが帰るのを名残惜しそうに手を振って見送りました。

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