社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

済生会topics WEB

全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。

静岡済生会療育センター令和

【静岡県】静岡済生会療育センター令和
障害者福祉 イベント実施報告 年中行事
今年は怖くない?“優しい鬼”が登場!

 2月5日に節分の会を行ないました。
 巳年生まれの年男・年女の入所者さんから挨拶をしてもらい、節分の由来や風習を学んだ後は、いよいよ鬼の登場です。
 過去にやってきた鬼がとても怖くて「もう怖い鬼が来ませんように」という入所者さんの願いが届いたのか、今年は優しい鬼がやってきて、一緒に豆まきを楽しみました。
 豆まきでは、保育活動や療養活動で製作した鬼の顔に、新聞紙で作った豆を投げつけました。また、投げるのが苦手な方にも楽しんでもらえる工夫として、カップに豆を装着して引っ張ると命中するような装置を作りました。
 参加した32人の入所者さんは「鬼は外、福は内」と掛け声をかけながらとても上手に豆をまき、皆さんの笑顔に満足した鬼は、手を振って鬼ヶ島に帰っていきました。

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横浜市東部病院

【神奈川県】横浜市東部病院
病院・診療所 受賞・表彰
適切な治験の実施、品質確保で感謝状授与

 1月22日、医療用医薬品・ワクチンを扱う製薬会社のMSD株式会社から当院臨床研究センターの臨床研究コーディネーターへ感謝状が贈られました。
 臨床研究コーディネーターとは、治験や臨床研究を行なう際に患者さんの安全性や人権を守りながら、医師や製薬会社、関係部署と協力・調整を行なう専門スタッフです。
 今回は世界的に見ても症例が集まらない肝疾患を対象に当初5例想定のところ最終的に15例を組み入れたこと、治験責任医師のみならず治験関連スタッフとの円滑なコミュニケーションにより適切な治験実施を行なったこと、そしてタイムリーで適切なデータ入力とクエリ回答によりデータの品質確保に尽力したことが評価され、表彰されることになりました。

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 厚生労働省と日本医師会が推進する「8020運動」の達成表彰において、従来型入居者4人と地域密着型入居者3人が受賞しました。受賞者の皆さんは記念撮影の際、健康な歯の証である白い歯を輝かせ、にっこりと笑顔を見せてくれました。
 80歳以上で歯を20本以上残すことは、日々の食事の楽しみを味わい、全身の健康と生活の質を高めることにつながる重要な目標として掲げられています。
 当荘では歯科医師や歯科衛生士のサポートのもと、介護職員が口腔ケアに取り組んでいます。生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように、入居者の皆さんのお口の健康と笑顔を守っていきたいと考えています。

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下関総合病院

【山口県】下関総合病院
病院・診療所 取り組み紹介 イベント実施報告
診療放射線技師のための静脈路確保研修

 当院では、核医学検査(RI・PET)における放射性医薬品投与・静脈穿刺は放射線科医師が、CT・MRI検査等の造影剤投与のための静脈路確保は看護師が行なっています。タスク・シフト/シェアを推進するため、12月3日、診療放射線技師を対象に静脈路確保の研修会を開催しました。
 当日は17人が参加。看護部臨床実践能力向上委員が講師となり、根拠やポイントを説明した後に血管モデルを使用して実習を行ないました。実習では講師の豊富な経験も踏まえた説明もあり、臨床に即した内容となりました。
 研修後はすぐに診療放射線技師が放射性医薬品投与を静脈路確保から単独で行なえることを目標に取り組んでおり、徐々にその範囲を広げていく予定です。

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 12月19日、近隣の県立松山西中等教育学校・家庭科クラブの中学生4人が1年ぶりに訪問してくれました。
 今回は、利用者さん10人と一緒に魚釣りゲームをして交流を図りました。生徒たちは利用者さんの隣で取った獲物を外したり、釣り糸の絡まりを直したりしてくれ、協力してゲームに取り組めました。「何を取りますか」「たくさん取れましたね」など会話にも花が咲いていました。
 最後に手作りカレンダーのプレゼントをいただき、利用者の皆さんは生徒たちが帰るのを名残惜しそうに手を振って見送りました。

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湘南平塚病院

【神奈川県】湘南平塚病院
病院・診療所 イベント実施報告 年中行事
手製の獅子舞で彩る回復期病棟のお正月

 1月2~3日に、手製の獅子舞が回復期リハビリテーション病棟の各病室をサプライズで訪れました。
 獅子舞はレクリエーション係の介護福祉士を中心に、ウィッグや段ボール、折り紙などを使い3日間かけて作り上げられたもの。訪問が始まると、病室は患者さんとご家族の驚きと笑顔があふれ、自ら頭を差し出す患者さんも多く見られたのが印象的でした。
 病棟を巡る際は安全を考慮し、先導役の職員が獅子の誘導を担当。獅子役は視界が狭く中腰で、暑さも感じられる中での苦労もありましたが、それもまた一つの貴重な経験となりました。
 さらに、1月8日の院長の新年挨拶の場でもサプライズで獅子舞を披露。院長の後ろから突然現れた獅子舞に、会場は大いに盛り上がりました。

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北海道済生会支部

【北海道】北海道済生会支部
支部・本部 受賞・表彰
ふるさと企業大賞を受賞 小樽市と連携し地域づくり推進

 北海道済生会は令和6年度ふるさと企業大賞(総務大臣賞)を受賞し、12月18日に小樽市役所で表彰状伝達式が行なわれました。
 この賞は地域総合整備財団(ふるさと財団)が実施している表彰制度で、ふるさと融資を活用した民間事業者の中で、地域における経済効果、雇用やイメージアップ等の点で魅力ある地域づくりに特に貢献していると認められる企業に贈られます。
 今回の受賞は、小樽市と行なっている地域共生社会実現に向けた取り組みや、済生会ビレッジを拠点としたさまざまな事業の展開、ウエルネスタウンづくりへの貢献が評価されたものです。
 これからも行政・民間と連携し、地域住民が自分らしく生き生きと「暮らしたい」と感じることができるまちづくりを推進します。

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北海道済生会支部

【北海道】北海道済生会支部
児童福祉 取り組み紹介
デザイン利用料を子どもに還元 活動のモチベーションアップにも

 「小樽フォント」は発達支援事業所きっずてらすを利用する発達障害の子どもたちとデザイナーとの共創アートワークです。済生会職員の手元に渡った2025年の済生会手帳にも「せいがいは」というデザインが採用されています。
 このプロジェクトでできた作品の利用料の一部が、デザイナーを介して子どもたちへと還元される仕組みになっています。今回は、缶バッジの売り上げやスマホカバーの収益、デザイン利用料の一部から2万1425円が還元されました。
 子どもたちには賞状とサーティーワンアイスクリームのシングルチケットをプレゼント。見事デザインが採用された子どもには、別途図書カードも副賞として進呈しました。デザイナーからも、自分たちのデザインを入れたフォトフレームをサプライズとしていただきました。

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野江病院

【大阪府】野江病院
病院・診療所 イベント実施報告
認定看護師が病院ロビーで市民講座

 認定看護師による市民講座を12月10日に開催しました。当院1階ロビーにがん検診・治療に関する相談ブース、脳卒中や認知症予防に関する相談ブース、心肺蘇生ブース、さらにスキンケアと皮膚水分量測定チェック、正しい手洗い体験ブースを設け、各分野の認定看護師が対応しました。
 30代から80代まで幅広い年代の30人が参加し、「生活習慣を見直すきっかけになった」「救急の体験ができてよかった」などたくさんの感想をいただきました。
 今回も区役所の協力を得て広報活動を実施。遠方から来場する方もいました。参加者からは「がん関連の新しい情報が欲しい」「応急手当の仕方などもあったら良い」などの要望もあり、今後も健康に役立つ情報を伝えていきたいと思います。

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鳥取県済生会境港総合病院

【鳥取県】鳥取県済生会境港総合病院
病院・診療所 イベント実施報告
100キロ離れた更生保護施設でインフルエンザの訪問接種

 12月8日、鳥取市内にある鳥取県更生保護給産会でインフルエンザワクチンの訪問接種を実施しました。
 同施設は刑務所から出所して帰るところがない元受刑者を一時的に保護し、社会復帰を支援しています。インフルエンザ予防接種の費用捻出が難しく、近隣で協力を依頼できる医療機関がないため、100キロ以上離れた当院に相談が寄せられました。
 当日は、地域医療総合支援センター・岡野淳一センター長、医療連携課・船本幸秀課長(MSW)、阿部直子副看護師長が現地へ。体調不良の1人を除く入寮者13人の予防接種を無事終えることができました。
 施設からは「近隣の医療機関との連携が図れず、医療の空白地となっていた。今回、支援を受けることができて大変助かった」との感謝の言葉をいただきました。

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