横浜金沢若草園では障害のある方の自立支援として、介護サービス包括型のグループホーム「ゆず」を2012年4月より、同「キンモクセイ」を2014年12月より運営しています。
現在は2棟ともに男性6人が入居。日中は当園などの就労支援施設を利用、夜間はグループホームで食事・入浴・就寝など、家庭に近い環境の中で過ごしています。
グループホームでは洗濯や部屋の掃除などを、できる限り自身で行なってもらっています。なお、食事準備、服薬管理、朝の送り出し、夜間の見守りなど、日々の暮らしに必要なサポートは支援スタッフが丁寧に行なっています。
保護者の高齢化が進む中、障害のある方が安心して暮らせる「第二の家」が求められています。利用者一人ひとりの生活に寄り添いながら、自立と安心を支える環境づくりに、これからも力を注いでいきます。
済生会topics WEB
全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。
【神奈川県】横浜金沢若草園(多機能型事業所)
障害者福祉
取り組み紹介
障害者の自立を支えるグループホーム運営
【岡山県】養護老人ホーム 玉松園
高齢者福祉
取り組み紹介
イベント実施報告
6年ぶりの玉松園祭
10月18日に、玉松園祭を6年ぶりに開催しました。当日は入所者さん47人、ご家族27人、近隣住民約75人が参加。たこ焼き・フランクフルト・アイスクリームを屋台で提供し、バザーでは提供していただいた品々を100~300円の価格で販売しました。
催しとして、カラオケコーナーと、紙飛行機をその場で折り遠くに置いた箱の中に飛ばして入れるゲームを行ないました。わずかな時間ではありましたが、入所者の皆さんはご家族と一緒に屋台の食べ物を楽しみ、普段できないお話をするといった時間を共有しました。
地域の方々には施設の中の様子を知っていただく機会になりました。「久しぶりにこのお祭りに参加できてよかった」といった声が聞かれ、来年以降も楽しいものにできるよう頑張りたいと思います。
10月9日、〈岩手〉北上済生会病院の正面玄関付近で北上警察署交通課の警察官3人による交通安全呼びかけ活動が行なわれました。
岩手県内では交通死亡事故が相次ぎ、今年の死者数はすでに昨年を上回る深刻な状況となっており、今年3回目となる「交通死亡事故多発注意報」が発表されています。
当院は地域の安全を守る取り組みとしてこの活動に協力。当日は、来院者や職員約100人に交通安全の呼びかけや反射材の配布が行なわれ、患者さんやその家族からは「子どもがお巡りさんを身近に感じるいい機会になった」「歩行者・運転者、両方の立場で考えるきっかけになった」「とても良い取り組み。ぜひ継続してほしい」など多くの反響が寄せられ、地域の安全意識向上につながる時間となりました。
【大阪府】泉尾特別養護老人ホーム 第二大正園
高齢者福祉
取り組み紹介
イベント実施報告
学生たちとの再会で心温まるひととき
11月14日、「夢を叶(かな)えるプロジェクト」(通称・夢プロ/機関誌「済生」2025年8月号P36掲載)でお世話になった大阪保健福祉専門学校の学生たちの取り組み発表会に〈大阪〉泉尾特養第二大正園が招待され、利用者さん1人と職員2人で会場を訪れました。
会場では明るい笑顔で迎えてくれた学生の皆さんに、利用者さんもうれしそうな表情を浮かべていました。発表では大きなスクリーンに利用者さんの姿が映し出され、少し恥ずかしそうにしながらもニコニコと楽しそうでした。
終了後、マイクを向けられると「うまく言葉にできないけれど、胸に込み上げるものがありました」と感想を話し、学生たちの一生懸命な姿に心を動かされた様子でした。
帰り道では温かな交流の時間をかみ締めるように「今日は行けてよかった」と満足げに話していました。
香川県済生会病院小児科・川口幸穂医師、香川大学教育学部准教授・小西行彦医師、長期入院児とその家族を支援するNPO法人「未来ISSEY」代表理事・吉田ゆかりさんにより結成された「WonderMeta(ワンダーメタ)」が始動しました。
このプロジェクトは、子どもたちが自由にアート作品を制作し、メタバース上の美術館で展示することを目的としたもの。特に小児慢性特定疾病を抱える子どもに焦点を当て、孤立せずに病室や自宅からも創作・交流可能な「ワンダーメタ美術館」を開設しました。
9月28日、高松市丸亀町壱番街前ドーム広場でリアル展示会を開催し、約1000人が来場。病気と向き合う子どもたちが自由な形で「空想のいきもの」を表現した原画約60点が並び、公式アンバサダーの岸谷蘭丸さんが子どもたちを応援しました。
現在ワンダーメタでは第2回メタバース美術館に向けて、クラウドファンディング(CF)を11月23日まで実施中。今後もワンダーメタの活動を応援していきたいと思います。
「私たちの役割は、子どもと児童相談所をつなぐ“橋渡し”です」。そう話すのは、〈埼玉〉川口総合病院に併設する〈埼玉〉川口乳児院の里親支援専門相談員、横山恭子さん。乳幼児の“声にならない思い”をくみ取り、代弁することが大切だといいます。
「里親制度は“子どものため”の制度。だからこそ、心理士や相談員などの専門チームが一体となり、子どもにとって最善の環境を見極めています。親子の関係は時間をかけて育つもの。焦らず、そっと背中を押す存在でありたい」と横山さん。里親さんと子どもを招いて毎年開く交流会で、子どもたちが自然と里親さんに甘える姿を見たとき、“ああ、親子になったんだな”と胸がいっぱいになるそうです。
川口乳児院では12月12日まで、建て替えのためクラウドファンディング(CF)に挑戦中。この挑戦をぜひ応援してください。
【愛媛県】特別養護老人ホーム 緑⾵荘
高齢者福祉
取り組み紹介
施設内で四国霊場巡り
「四国八十八カ所巡り」のテレビニュースを見た利用者さんの思い出話がきっかけで、「施設内でもお参りができれば」というアイデアが生まれ、7月に〈愛媛〉小田特養緑風荘の廊下が一転、四国八十八カ所の霊場に大変身しました。
廊下の壁の端から各霊場の写真を順番に掲示し、最終地点にお釈迦(しゃか)様の像と鈴を設置。実際に霊場を巡るように利用者さんたちが毎日“お参り”に励んでいる様子は、微笑(ほほえ)ましくも心温まる光景です。お参りが日課となり、適度な運動につながる効果も。また、お参りしながら「ここ行った」「ここは知らない」など思い出を語り合う場面も見られ、新たな交流が生まれています。
私たち職員はこうした取り組みにより、利用者さん一人ひとりの思い出や体験を大切にし、日々の生活に彩りを加えることを目指しています。
5月26日、小樽市内で初となるフリースクールを開設しました。不登校児童は全国的に増加傾向にあり、その傾向は小樽市でも同様となっています。そこで、学校と家庭に次ぐ“第3の居場所づくり”として、また不登校による学習の遅れを取り戻すための学習支援の場としてフリースクールを開設しました。
スタッフには令和7年2月に定年退職した元高校教諭の小嶋仁章さんを採用。平日10時~17時を基本として生徒が来たい日を事前に調整の上、一人ひとりのニーズに合わせた個別指導を行なっています。
入会金や授業料を無料にしていることもあり、定員が6人のところを開設3カ月で3人が入校。見学の問合わせも多くいただいています。不登校児支援に対するニーズの高さを感じており、今後さらに拡大していくことを検討しています。
8月13~15日のお盆期間中、宮崎県済生会支部初の取り組みとして、職員向けの学童保育を〈宮崎〉日向病院内に開設しました。
子どもの預け先がない職員からの相談がきっかけで、仕事を休まず安心して子どもを預けられる環境を整備したいという思いから企画が立ち上がりました。各部署でプロジェクトを結成し、子どもも職員もワクワクするような学童にしようと試行錯誤しながら準備しました。
期間中は毎日見学・体験活動を実施。手術室では術衣を着用し、実際に手術で使用する器具に触れ、術者の気分に。薬局ではラムネ菓子を薬に見立てて調剤を体験するなど、各部署で病院内の仕事について楽しく学べるよう工夫しました。
延べ21人の小学生が参加。院内は子どもたちの元気な声に包まれ、明るく和やかな3日間となりました。
医療用ロボットスーツ「HAL®」(下肢に装着するリハビリの医療機器)の開発元であるCYBERDYNE株式会社から委託を受け、8月に全国で7施設目、関東エリアでは初めての「HAL拠点研修施設」に認定されました。また、リハビリテーションセラピスト科・理学療法士の案西淳技士長と岡部憲明主任が専門講師資格を取得し、院内で安全使用講習を実施できる体制が整いました。
神奈川県病院では、2016年から歩行機能の回復を目指すHALを取り入れ、リハビリに活用してきました。今回の拠点施設認定はその実績と信頼が評価されたものです。今後は他施設スタッフへの研修を通じてHALの安全で効果的な利用を広めるとともに、患者さんに先進技術を安心して受けていただけるリハビリを提供していきます。
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