子どもの食物アレルギーを怖がり過ぎないで! 「食物経口負荷試験」で正しく知ろう
2024.10.31

子どもの食物アレルギーを怖がり過ぎないで! 「食物経口負荷試験」で正しく知ろう

乳幼児期に多い鶏卵、牛乳、小麦の食物アレルギー。年齢とともに治ることも多いですが、実は「食物経口負荷試験」で食べられる量を把握して、少しずつ摂取し続けたほうが早く治りやすいのです。
子どもの食物アレルギーの現状や食物経口負荷試験について、水戸済生会総合病院 小児科の貴達俊徳先生に聞きました。

運動のやりすぎで心にもダメージ! 「オーバートレーニング症候群」
2024.09.24

運動のやりすぎで心にもダメージ! 「オーバートレーニング症候群」

過剰なトレーニング(運動)が原因で起こるオーバートレーニング症候群。スポーツ選手だけではなく一般の方でも発症する可能性があるといいます。好きなスポーツを楽しく続けるために知っておきたい症状や予防方法について、熊本病院包括診療科の星乃明彦先生に伺いました。

もし自分や大切な人が発症したら……? 若年性認知症の実態と向き合い方
2024.08.30

もし自分や大切な人が発症したら……? 若年性認知症の実態と向き合い方

「認知症」と聞くと高齢者がかかる病気と思われがちですが、働き盛りの世代でも発症することがあります。本⼈だけでなく家族の⽣活への影響が⼤きくなりやすく、早期発見・早期対応が特に重要となります。
年齢にかかわらず広く知ってほしい若年性認知症について、宇都宮病院脳神経内科の大島壮生先生に聞きました。

離乳食期に意外と多い! 赤ちゃんの便秘事情
2024.07.30

離乳食期に意外と多い! 赤ちゃんの便秘事情

生後1ヶ月の赤ちゃんでも、便秘になるのはめずらしくありません。赤ちゃんが気持ちよくうんちを出せる習慣をつくるため、便秘の定義、家庭でできる対策について、東京都済生会中央病院小児科の藤野元子先生と、吉田沙智恵先生に伺いました。

帯状疱疹は高齢者だけの病気じゃない! 働き盛り世代にこそ知ってほしい
2024.06.28

帯状疱疹は高齢者だけの病気じゃない! 働き盛り世代にこそ知ってほしい

帯状疱疹は「高齢者がなる病気」と思っている人も多いのではないでしょうか。しかし近年では、20~40代の働き盛り・子育て世代での発症率が上昇しています。治療が遅れると重い合併症や後遺症につながる可能性も。特に若い世代の人に知っていただきたい帯状疱疹の情報を、静岡済生会総合病院皮膚科の嶋津苗胤先生に聞きました。

「舌診」で身体の不調がわかるのはなぜ?舌は健康のバロメーター
2024.05.27

「舌診」で身体の不調がわかるのはなぜ?舌は健康のバロメーター

医師が診察で「舌」をチェックするとき、どのようなことを見極めているか知っていますか。舌には、水分過多やストレスなど、身体のさまざまな不調がサインとなって現れるため、病気の早期発見や健康管理のためにも、自分で毎日チェックすることが大切です。舌からわかる健康状態とセルフチェックの方法について、奈良病院で漢方外来も担当する耳鼻咽喉科の本郷祐子先生に伺いました。

家では話せても学校ではだんまり…… しゃべりたくてもしゃべれない「場面緘黙」
2024.04.30

家では話せても学校ではだんまり…… しゃべりたくてもしゃべれない「場面緘黙」

家では家族とおしゃべりできるのに、学校や幼稚園などでは全く話せない……。もしかすると「場面緘黙」かもしれません。無理に話させようとすると、本人がさらにつらい思いをしてしまうことも。場面緘黙の症状や周囲の人に知ってもらいたいことについて、鴻巣病院副院長で精神科医の妹尾栄一先生に伺いました。

男性の「乳がん」をご存じですか?
2024.03.22

男性の「乳がん」をご存じですか?

「乳がん」というと女性がかかるイメージが強いかもしれません。しかし、女性に比べて割合は圧倒的に少ないものの、男性も発症する病気です。男性の乳がんの特徴や女性の乳がんの場合との違いなどについて、兵庫県病院副院長でがんセンター長の廣吉基己先生に教えてもらいました。

肉を食べる際は要注意! 「ステーキハウス症候群」とは?
2024.02.22

肉を食べる際は要注意! 「ステーキハウス症候群」とは?

肉など食物の塊が食道に詰まる病気に「ステーキハウス症候群」があります。よく噛まずに急いでのみ込んだ際などに起こりますが、何度も発症する場合は食道がんなども疑われます。ステーキハウス症候群について、大牟田病院院長で胃腸科部長の稲吉康治先生に聞きました。

過度なダイエットは危険⁉ 胎児にも影響を及ぼす「痩せ」の健康リスク
2024.01.29

過度なダイエットは危険⁉ 胎児にも影響を及ぼす「痩せ」の健康リスク

日本では若年女性で「痩せ」体型の人が増えています。しかし痩せ過ぎてしまうと、本人の健康リスクを高めるだけでなく、妊娠して生まれてくる子の健康状態にも影響があるといわれています。「痩せ」がもたらす身体への危険性などについて、京都済生会病院産婦人科部長の清水美代先生に解説してもらいました。